線の上で生きるよりも、点として生きる。

君はときどき悩んだりしているよね。

うん、そうなんだ。
ときどき考えすぎちゃう。
君は悩むことなんてなさそうだよね。

ぼくだってあるよ!
悩むというよりは、頭をよぎるって感じかな。
それに引きずられることはないよ。

それくらいなら、いいかもね。

そんな時は『点として生きている』といいよ。

点として?
どういうこと?

君は明日のことや昨日のことで悩んだりしちゃうんじゃない?
それか、もっと先のことや過去のこととか。

それもあるね。
悩んでも仕方ないのはわかるんだけど。

君は未来と過去って道を
今の自分と重ねているから悩んじゃうんじゃないかな?
つまり、悩んでいる君は線の上にいるんだ。
過去と未来と今って場所にいる。

うーん…。
それで?

そこで、点として生きればいいんじゃないかな、と思う。
過去と未来は今の君の中に存在しないんだ。
もちろん、記憶としてはあるけどね。
そういう考え方ってこと。

過去と未来のことを忘れるのか…。
そんなことできるかな。

忘れるとはちょっと違うかな。
例えば、『土』ってあるだろう?
それが土になる前はリンゴが腐って、
ミミズや虫が分解して土になっていたとしても
今が土である以上『リンゴ』とは呼ばないよね。
それは『土』でしかないんだ。

確かに、そうだね。
おたまじゃくしはおたまじゃくしで、カエルとは別の生き物みたいだし。
ひよこのことをニワトリだと思って見ることはないね。

まぁね。
君として存在していればいいのさ。

今を悩むとしたらどんなことかな?
あ、考えていたらお腹が空いてきたかも…。

それなら、クッキーを持ってきたからなんとかなりそう。
おやつにするのはどうかな?

やったね!!