夢で神さまと会った時のお話。

たまに、自分について考えちゃうことない?

ないよ。
自分って自分が考えている存在で、
それ以上でも以下でもないよ。
神さまに聞いてみたら何かわかるんじゃない?

神さま?からかってるの?

ぼくは夢で会ったんだ。
その神さまは、ライオンの頭に人の身体だったよ。


ここはどこだろう。
どうしてこんなところに来たんだっけ?

最近調子はどう?

どちらさん?

私は、君たちのところで言う『神さま』だよ。

神さま?
どうもはじめまして。

かしこまらなくていいよ。
偉いことなんてないんだ。

僕のところでは、神さまは偉い存在みたいだよ。

そうみたいだね。
でも実際は違うよ。
みんなと大して変わらないさ。おんなじくらいだ。

そうなんだ。
噂とはだいぶ違うね。

まぁ、友だちだと思ってくれるといいかな。
それに、神さまは人によって違うよ。

それじゃあ、ぼくの神さまが君なの?

そうだよ。
よろしくね。

よろしくって言われてもなぁ。

ところで君。
雑巾のたたみ方が汚いってもっぱらの噂だよ。

雑巾のたたみ方?


こんな感じの夢だったなぁ。

雑巾?なにそれ?
変なこと言うね。

みんな神さまはそれぞれ違うって言ってたし、
君もそのうち会うかもね。
ぼくはたまに会えると、いろいろ聞くんだ。

えー。
なんだか不思議だなぁ。